木下はかつて利根川水運の河岸として繁栄した町である。手賀沼の水が利根川に流出する六軒堀との合流点にあり、材木を下ろしたのでその名があるといわれている。江戸時代には利根川の3社詣での遊覧船「木下茶船」の発着所として江戸まで名が響いていた。そこには旧家の蔵や社などが残されていて、その繁栄を偲ぶことができる。
木下万葉公園は眺望もすばらしく、その上10万年前のものといわれる国指定天然記念物「木下貝層」の露頭箇所があり、見ごたえのある公園であった。
◇木下のまちかど博物館である瀧田、吉田、武蔵屋は個人所有のものをリクエストがあったときに特別に開館して
いるので,事前に申込みが必要です。
◇案内をいただいた「木下まち育て塾生」は3年前に結成され塾生は約30名で、常時10名が活躍しているとの
こと。 今後の課題として、市と協議をしてまちかど博物館を常時入場可能にしたいとの説明をいただいた。
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