国立歴史民俗博物館友の会 本文へジャンプ
会員による会員のための見学会
「東京国立博物館構内見学会」
実施年月日 テーマ 案内 備考
2007年
11月
 1日(木) 東京国立博物館構内見学会 鈴木 寛会員
 
参加者数21名  

 
上野公園は都民のオアシスとして四季を通じて人出の多いところです。この上野の杜の奥にある東京国立博物館は多彩な企画展が行われるところですが、その構内を見て歩かれた方は少ないのではないでしょうか。東京国立博物館の成り立ちから、施設・建造物について鈴木寛会員に説明を受けました。あいにく、小雨がぱらつく中での見学会となってしまったため、東洋館の前で博物館施設についての説明を終えたのち、自由見学としていた庭園を先に各自で見学。こちらの庭園は春と秋のみしか一般公開の行われていないとのこと。狩野派の屏風がある九条館やお茶室もあります。(残念ながら内部は見られませんが。)庭園散策ののち、説明を再開して、表慶館から法隆寺館へ。この細い通路には筑前福岡藩黒田家の江戸屋敷の鬼瓦や重要文化財に指定されている旧因州池田屋敷表門(黒門)があります。さらにその奥には校倉があります。特に校倉は重要文化財に指定されている割には控えめな位置にあるので、初めてご覧になった方も多かったようです。

 
                                                     
一般公開された庭園の案内図と庭園の一部。小雨の中ではあったが、説明を受けた後、自由見学を楽しんだ。