今回の見学会は、両所とも室内撮影禁止であったが、旧岩崎邸は特別許可を頂き、撮影することができた。穏やかな青空の下、9時半に京成上野駅を出発、不忍池の弁天堂を通過し旧岩崎邸へむかった。邸の内部には、垂木の彫刻を貼り付けた柱、金唐革紙の壁紙、シルク刺繍布張りの天井、和館への渡り廊下の船底を思わせる天井など、贅を尽した装飾に目を丸くし、東京国立博物館では、妊婦のような腹と後ろに大きく突き出した尻の縄文のビーナス、天然アスファルトで修復され現代に残った祈るように合掌した合掌土偶、黒漆が塗られていた中空土偶の国宝をはじめ、約70点の土偶に満足し、2時半、見学会を終了した。
コース 京成上野→弁天堂→旧岩崎邸→東京国立博物館(国宝 土偶展)
日時 2010年1月10日(日)
集合場所 京成上野駅駅改札口 9時30分集合
案内会員 田中巖,林田秀孝
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