<案内>
歴博企画展「武士とはなにか」にあわせて、開府後約150年続いた関東武士政権の本拠地鎌倉を訪ねます。滅亡までの間に幕府の主殿は数回移転したと言われるが、今回は3箇所の幕府跡をはじめ、鎌倉駅周辺の主要史跡を約3時間探訪します。なお、解散後は自由見学となりますが、当日、奇祭・面掛行列の行われる御霊神社(江ノ電長谷駅)を訪ねることも出来ます。
<報告>
今回の見学会は、58名と参加人数が多く、道路が狭くマイクが使えないため、2班に分かれて行動した。1180年頼朝がこの地に邸宅を構え、政治の中心となった大倉幕府跡、1225年から12間使用された宇都宮辻子幕府跡、幕末までの中心地である若宮大路幕府跡のほか、千葉常胤の子孫・胤貞の別邸跡に建てられた妙隆寺、俳優・高倉健の塔婆が立つ高時腹切りやぐらなど、記憶に残る見学会であった。
見学コース
JR鎌倉駅東口→段葛(若宮大路)→宇都宮辻子幕府跡→妙降寺→
若宮大路幕府跡→宝戒寺→東勝寺跡→高時腹切りやぐら→大倉幕府跡→
源頼朝の墓→鶴岡八幡宮
案内会員 林田秀隆、宮崎武雄、雨宮志津佳
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