2016年度 歴博歴史の旅・見学会

歴博歴史の旅 会員による会員のための見学会
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       歴博歴史の旅 「北東北 縄文の旅」
実施年月日 テーマ 講 師
2016年 10月12日(水)
 ~14日(金)
北東北の縄文遺跡をたずねる 山田 康弘先生
(考古研究系)
 
2016年度の歴史の旅は、北東北の遺跡を訪ねる2泊3日の旅でした。初日は三内丸山遺跡、復元された大型竪穴建物及び資料館を見学した。2日目、県立郷土館を経由して小牧野遺跡へ。この遺跡の眼下には青森市内が一望、絶景ポイントでした。午後は秋田県の大湯環状列石遺跡へ。万座遺跡と野中堂遺跡を探訪した。3日目、最後の見学先は是川縄文館であった。館内の展示も素晴らしく幻想的な照明は美術館の趣さえ感じられた。3日間、山田先生の親切且つ丁寧な解説を頂いた。まさに堪能の歴旅であった。
コース (1日目)三内丸山遺跡
(2日目)青森県立郷土館、小牧野遺跡、大湯環状列石
(3日目)御所野遺跡、是川遺跡
   宿泊:(1日目)青森市  (2日目)秋田県鹿角市
参加費 48,460円
*朝食2・昼食2・夕食1付き
参加者数 32名
集 合 JR新青森駅 10月12日(水)12:00 解 散 JR八戸駅 10月14日(金)15:45頃
 
1日目:三内丸山遺跡にて山田先生の解説を聞く
 
同左:三内丸山遺跡にて
 
2日目:小牧野遺跡にて先生の解説を聞く
 
同左:小牧野遺跡にて
 
2日目午後:大湯環状列石遺跡にて先生の解説を聞く
 
同左:大湯環状列石遺跡にて
 
集合写真
 
3日目:御所野遺跡






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2016年 5月16日(月) 「新緑の武蔵野散策・野火止用水と平林寺」 参加:40名 
住民の飲料水・灌漑用水等のため、玉川上水の水を分流した野火止用水と、施工した川越城主 大河内松平伊豆守信綱廟所である平林寺を訪れた。広大な敷地を持つ平林寺の雑木林は国指定天然記念物で、武蔵野の面影を残す貴重な場所であった。茅葺屋根の種々の建造物も素晴らしいが、広大な大河内松平家の廟所は上総大多喜城主等をも含む無数の五輪塔が並んでおり、系図持参で再度訪れたいと思う場所であった。
コース 新座駅→ふるさと小道→野火止公園→伊豆殿橋→野火止水路橋→平林寺堀→平林寺(総門・山門・仏殿・鐘楼・中門・本堂・放生池・野火止用水・大河内松平家廟所)
集 合 JR新座駅 12:30 解 散 平林寺バス停 16:30
(バス:志木、朝霞台、新座駅行き)
案内会員 牧野 光男、大野 吾一、野平 和男 参加費 800円(拝観料を含む)

新座駅集合

平林寺総門

ここからスタート

平林寺山門

野火止用水

平林寺経蔵

平林寺仏殿






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2016年 6月15日(水) 「喜多院と川越城の遺構をめぐる」 参加:42名 
寛永10年造営され5年後の川越大火で焼失し2年後に再建された仙波東照宮は、堀田正盛寄贈の石の鳥居を含め重文になって
いる。その他喜多院の山門・銅鐘・慈眼堂、喜多院門前の日枝神社など、多くの国指定文化財を有する今回の見学会の見所は
、もう一度時間をかけゆっくりと訪れたい所である。
コース 東武川越市駅→星野山無量寺南院跡→無量寺中院→仙波東照宮→喜多院(山門・鐘楼門・慈眼堂・五百羅漢・
多宝塔等)→日枝神社(通過)→仙波仙芳塚→南大手門跡→富士見櫓跡→三芳野神社→本丸御殿後→二之丸跡
の霧吹きの井戸(市立博物館・通過)→中ノ門堀跡→西大手門跡の太田道灌像(川越市役所)→時の鐘
(修理中)→解散
集 合 東武東上線川越市駅改札口 12:30 解 散 川越市駅 16:30
案内会員 浅生 武治、谷中 直樹 参加費 800円(入場料を含む)

川越市駅に集合

無量寺中院

喜多院本殿

喜多院鐘楼門

喜多院五百羅漢

川越城本丸御殿

川越城富士見櫓跡前にて






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2016年 7月21日(木)

7月22日(金)
「いにしえの駿河・伊豆国と世界遺産を訪ねて」
(1泊バス見学会)
参加:37名 
前日の大雨で交通渋滞のため、午後からの見学会となり駿府城公園は自由見学となった。
静岡浅間神社は日光東照宮と同様、煌びやかな神社で、神社裏山の賤機山古墳の家形石棺には、照明がなされていて良く見えた。
清見寺・願成就院共、僧侶対応があり運慶作の素晴らしい仏像を鑑賞した。
韮山反射炉も自由見学であったが、製作に携わった宮山代官の江川家・郷土資料館で反射炉の図面を頂き、理解を深めることができた。
コース 1日目:西船橋駅→昼食→登呂遺跡→駿府城跡→静岡浅間神社・賤機山古墳→三池平古墳→宿泊ホテル
2日目:清見寺・清見ヶ関跡→北条寺→願成就院→韮山反射炉→昼食→江川邸・韮山郷土資料館→蛭島公園(車窓)→柏谷横穴墓群→三島大社→東京駅経由幕張本郷駅
集 合 JR西船橋駅改札口 8:00 解 散 東京駅経由JR幕張本郷駅 19:00
案内会員 谷中 直樹、岩渕 泰治、小池 裕、野平 和男、
浅生 武治、丸山 直樹、川本 幸代
参加費 23,000円(往復バス代、宿泊費、昼食代、
見学料、旅行保険代を含む)

登呂遺跡復元住居

駿府城 集合写真

三池平古墳

柏谷横穴墓群

清見寺

北条寺

三島大社総門

韮山反射炉






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2016年 9月30日(金) 「小櫃川中流域の歴史を訪ねる」
(日帰りバス見学会)
参加:42名
小櫃川流域の残る古墳群の内の全長88mの白山神社古墳は田園地帯を眺める丘陵の上に残っていた。久留里城は山の麓に三の丸、中腹に二の丸、頂上に天守を持つ広大な山城で、山中には数種の曲輪を有する興味ある城跡であった。平山用水はこの地に灌漑用水を引く、壮大な工事であり、山にニ五穴を設ける土木工事の当時の苦労を偲べるものであった。
コース 京成佐倉駅→白山神社古墳→久留里城址(資料館・天守)→平山用水(ニ五穴・大原地区・大原神社)→平山用水松岡地区→久留里城下の名水を訪ねて(湧水地・新井白石の住宅跡・真勝寺)→京成佐倉駅
集 合 京成佐倉駅北口 8:30 解 散 京成佐倉駅 17:00
案内会員 大野 吾一、野平 和男、三橋 俊一 参加費 4,600円
 
白山神社
 
上総掘り
 
久留里城資料館にて
 
久留里城天守
 
平山用水
 
松岡地区にて
 
新井白石像
 
久留里の名水






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2016年 11月7日(月) 「巣鴨・駒込のお寺散歩」 参加:37名
嘉永7年(1854)当時には真性寺や庚申塚のあったこの地は、その後寺町と言われるほど、多くの寺が移転してきた。今回の見学会は、著名人の業績を偲ぶ寺散策である。訪れた墓の内、印象に残った墓は、お礼参りの塔婆が立ち並ぶお岩様の墓、奇形な石灯籠のある浅野家の墓、当時の墓石としては変わっている遠山金四郎の墓などであろう。また、帰りにたちよった巣鴨猿田彦大神や江戸六地蔵も一見の価値がある見学会であった。
コース 西巣鴨駅→西方寺(伊達藩主に斬殺された?2代目高尾太夫)→善養寺(江戸三大えんま)→妙行寺(四谷怪談のお岩さん)→本妙寺(明暦の大火)→慈眼寺(心中物語「明烏夢淡雪」の浦里・時次郎)→専修院(富士講を組織化した長谷川角行)→染井霊園(宮武外骨・二葉亭四迷・岡倉天心・高村光太郎など)→高岩寺(とげぬき地蔵)
集 合 都営三田線西巣鴨駅改札口 12:30 解 散 高岩寺 15:30(巣鴨駅まで徒歩5分)
案内会員 小林 尚好、三橋 俊一、浅生 武治 参加費 500円
 
スタート前のコース説明
 
二代目高尾太夫の墓(西方寺)
 
善養寺本堂
 
妙行寺
 
本妙寺
 
遠山金四郎の墓
 
専修院本堂
 
高岩寺(とげぬき地蔵)






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2017年 1月15日(日) 博物館初詣
「神田上水跡をたどって印刷博物館へ」
参加 43名
天候に恵まれ、江戸の水として苦労して造られた神田上水路跡をたどり、目的の印刷博物館に着いた。印刷博物館は館内展示全域が撮影禁止のため、写真は撮れなかった。先ず入館して目にするのが「印刷文化の歴史を一望する大壁面」である。壁に記録された絵文字から、印刷の始まり、多色摺りの浮世絵や現代のICカードに至るまでが紹介されている。「企画展 武士と印刷」では戦国期・江戸期を通じて多くの印刷物が発行されており、徳川家康が3回も銅活字を鋳造させたなど、学ぶことの多い見学会であった。
コース 江戸川公園内大洗堰跡→水道道路神田上水白堀跡遺構→本法寺(夏目漱石の菩提寺)→徳川慶喜邸跡→神田上水プレート→印刷博物館(学芸員による説明及び印刷体験等)→船河原橋(神田川と外堀の分岐点)→JR飯田橋駅
集 合 地下鉄有楽町線(東京メトロ)江戸川橋駅
1a地上出口付近
解 散 JR飯田橋駅東口 15:30頃
案内会員 松本 博之、浅生 武治 参加費 500円

江戸川橋にて集合

神田川(旧称 江戸川)

神田上水取水口

神田上水旧白堀跡にて説明を聞く

徳川慶喜公屋敷跡

印刷博物館

印刷博物館入口

博物館内の概要を聞く






会員による会員のための見学会
実施年月日 見学会名 備考
2017年 3月12日(日) 「船橋海神の歴史を訪ねる」 参加 40名
海岸流と長津川・海老川などの流れにより生成された砂洲の先端を、船の橋で繋ぐ道が地名の由来である船橋の西地区、海神の歴史散策は、募集時ルートと逆のルートで実施された。印象に残ったのは、念仏堂であった。数人で回す大数珠は拝見できなかったが、平安末期の木造阿弥陀如来像や大日如来像・観音菩薩像・徳川4将軍連名位牌など、寺物の全てを公開、説明していただいた。また、龍神社本殿の彫刻も、ゆっくり眺めていたい思いであった。
コース 京成海神駅→吉祥院別院→浅間神社→吉祥院本堂跡→龍神社→海神澪→海神念仏堂→式内元宮入日神社
→大覚寺→海神駅
集 合 京成海神駅前改札口前 13:00 解 散 京成海神駅前 17:00頃
案内会員 小池 裕、林田 秀孝、三橋 俊一 参加費 500円
 
海神駅前集合
 
浅間神社拝殿
 
龍神社
 
龍神社拝殿前集合写真

海神澪
 
念仏堂
 
入日神社本殿前
 
大覚院本堂