早朝地震があり、交通手段に遅れがあったが、時間通りに見学会は開始された。利根川と手賀沼に挟まれた舌状台地には、古代から多くの人々が住み、多くの古墳が存在した。中世から近世にかけては、常陸国・水戸街道の要所であり、近現代に至っては東京に近い別荘地の一つであった。これらの史跡を43名の参加者は、猛暑の中、一人の落伍者も無く12,000歩のアップダウンをこなし、3時間半の見学会は終了した。
見学コース
日立精機2号墳→根戸船戸2号墳→嘉納後楽農園跡→中冠助仮寓跡→三樹荘・
嘉納治五郎別邸跡→安孫子宿本陣跡・宿名主邸・宿旅籠角松旅館→
杉村楚人冠邸→白樺文学館・志賀直哉邸書斎→子の神5号墳→
旧村川別邸・解体移築の我孫子本陣離れ→子の神14号墳
案内会員 大野吾一・野平和男
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