栃木県南部の思川と姿川、そして北東部を流れる那珂川流域には古墳や寺院跡、官衛跡、那須国造碑など多くの文化遺産が残されている。特に小川町から湯津上村にかけた地域には古墳時代前期(4世紀代)に築造された前方後方墳や方墳が多数存在し、わが国有数の前期古墳文化の重要な位置を占める中心地となっている。そんな古代の特異な政治・文化に触れる遺跡を初夏の2日間訪れ、42名の会員は新緑薫る下野路を満喫し、汗をかきかき気分爽快に巡り歩きました。
見学コース
1日目 日本三古墳の一つである那須国造碑、古墳時代前期の前方後方墳の那須八幡
塚古墳、那須官衙跡、栃木県立なす風土記の丘資料館等那須古代の遺跡や近
世の黒羽城址とぼたん苑、芭蕉の館探訪。(宿泊 鬼怒川温泉)
2日目 下野の国府跡・国分寺跡、栃木県内最大規模の古墳である琵琶塚古墳、下野風
土記の丘資料館。縄文時代の根古屋台遺跡、大谷寺の摩崖仏や栃木市内巴波
川の江戸時代の蔵屋敷等古代から近世にわたる遺跡探索。
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