奈良時代初め(和銅2年)創建、千葉氏の氏寺・坂東29番札所の「千葉寺」を見学参詣し、「千葉県立中央博物館」を
訪ねます。企画展「水郷を旅する人々」、巡回展「房総発掘ものがたり」は、解説付きで見ものです。
(見学コース)
千葉寺駅→千葉寺→荒久古墳(青葉の森公園内)→千葉県立中央博物館(現地解散)
<報告>
巳年で迎えた今年最初の見学会であった。正月ということでまずは、坂東三十三ヶ所観音二十九番霊場の千葉寺で
今年一年の願い祈り参拝した。千葉寺の本尊は十一面観菩薩であり、源平の戦乱による戦没者を供養したことや頼朝
の篤い観音信仰の寺であったといわれている。また、寺内には多数の記念碑があることも。新春のこの時期にしては、
寒風もなく穏やかな陽気に恵まれ少し汗をかくほどであった。青葉の森公園内の古墳の形状があまりない荒久古墳を
見学、少し咲いている蝋梅を観ながら、「房総の自然と人間」がテーマの県立中央博物館へ、巡回展「房総発掘物語」、
企画展「水郷を旅する人々」を博物館の学芸員の解説を聞きながら鑑賞した。
案内会員:大野 吾一、林田 秀孝
|